ジミー・リード
- Jimmy Reed
- 1925年9月6日、ミシシッピ州レランド生まれ
- 1976年8月29日、カリフォルニア州オークランドにて死去
- ヴォーカル/ギター/ハーモニカ
経歴・特徴
ジミー・リードのブルース・サウンドは、そのわかりやすさによって、ブルースの最も影響力のあるスタイルとなった。ゆったりしたブギのビート、ウォーキング・ベース、リラックスしたドラムを土台にして、リードのゆるいギター、酔っぱらいがむせび泣くような酒臭そうなヴォーカル、ピーピー泣く高音ハーモニカが盛り込まれる。リードの曲の多くはほとんど同じパターンだが、逆にそれがヒットの連発に繋がった。スタイルは田舎っぽかったが、彼のブルースには、人々の心にするすると入りこむ独特の説得力があった。リードが一時代を築いたのはヴィー・ジェイ・レーベル在籍時で、1955年発表の「ユー・ドント・ハフ・トゥ・ゴー」がR&Bチャート5位まで上がったのを皮切りに、59年まで14曲をR&Bチャートに送り込み、11回全米チャートへのクロスオーバーを発生させた。これはブルースマンとしては前代未聞の偉業であった。リードはデルタのプランテーションで生まれ、幼なじみのエディ・テイラーからギター、ハーモニカを教わった。サニー・ボーイ・ウィリアムスンを聴き、ハーモニカを吹いてみたいと思ったようだ。40年代、北部に出て音楽活動をするようになったが、シカゴで昔からの友人エディ・テイラーと偶然再会。その後リードのバックを務めた主なメンバーは、このリズム・ギターのエディ・テイラー、レフティ・ベイツ、ジミー・リード・ジュニア、ドラムのアール・フィリップスらである。奥さんのママ・リードことメアリー・リードが作曲を助け、レコーディングの時には、歌詞をすぐ忘れるリードの耳元で歌詞をささやいて教えていた。リードは大酒呑みで、ステージでも常軌を逸した振る舞い。悪評も高かったようだ。
