ゴスペル
gospel

ゴスペルとは、アメリカ黒人による、主に30年代以後に作られた宗教音楽のこと。

元々ゴスペルとブルースの間には溝があり、熱心なキリスト教信者の中では、ブルースは「悪魔の音楽」だと主張する者が沢山いた。しかし「聖」のゴスペルと「俗」のブルースの境界は、音楽的にはそれほど明確なものではなかった。

チャーリー・パットンサン・ハウスのような初期の多くのブルースマンが、ブルースと教会音楽の両方を歌っている。

また教会の情動的な歌い方は、ブルースの唱法に直接影響を与えた。唸り、震え、メリスマは教会音楽に由来するものである。幼い頃から教会で音楽的訓練を受けたというブルース歌手も少なくない。そしてゴスペルの訓練は、サム・クックはじめソウル・シンガーたちにも利用されたのだった。

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